糖尿病予備軍

まだ糖尿病ではないと安心していませんか?

将来、糖尿病いなる可能性が高いのが「糖尿病予備軍」
まだ、糖尿病ではないからといって放置していると、動脈硬化による
心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性が高いことがわかっています
そのため、予備軍であってもきちんと対処することが大切です

『糖尿病』は空腹時血糖値とブドウ糖負荷試験でわかる
負荷後2時間血糖値の結果をもとに判定されます

糖尿病予備軍では、健康診断で調べる空腹時血糖値は正常でも
食後の血糖値が異常に高くなる場合が多く見られます

過食や運動不足の傾向がある人や、家族に糖尿病の人がいる場合などは
特に注意が必要です

糖尿病予備軍は「動脈硬化」が進む危険性が高い状態です


食後高血糖とは

インスリンの分泌が遅れ、食後の血糖値が急激に上がる

食事でとった糖質は、小腸でブドウ糖に分解・吸収され、血液に溶け込んで
肝臓に運ばれます

ブドウ糖が血中に流入すると、すい臓から「インスリン」が分泌され
肝臓に流入します

インスリンは糖を肝臓や筋肉などに取り込ませて利用し、血糖値を
調節するホルモンです

肝臓はインスリンの働きで糖の大部分を利用しますが、肝臓を通り抜けた
糖で全身の血糖値が上がります

血液中に増えた糖は、インスリンの働きで筋肉や脂肪などに取り込まれます
その結果、健康なときは血液中の糖の量が一定範囲内を超えず
血糖値は正常範囲内に保たれるのです


食後血糖値の原因
食後すぐは誰でも血糖値が上がります。しかし、予備軍の場合
次のような理由で食後の血糖値が正常範囲を超えて高くなる場合が多い

インスリンの働きが低下する

過食や間食を続けていると、脂肪肝になったり、筋肉に脂肪がたまります
すると、インスリンの働きが低下し、肝臓や筋肉での糖の利用が悪くなる
そのため、食後の血糖値が高くなりますが、血糖値を下げようとインスリンが
多く分泌され、空腹時には血糖値が正常範囲に戻ります

インスリンの分泌が遅く、少ない

両親のいずれかが糖尿病の人の多くは、体質的にインスリンの分泌が遅く
少なくなっています
しかし、インスリンの働きはむしろよく、通常、血糖値は正常範囲にあります
しかし、過食などで働きが少し低下すると、糖を肝臓や筋肉などに取り込む
のが不十分になり、食後高血糖が起こります


食後血糖値を見つけるには

まずはHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)や食後の尿糖をチェック
空腹時血糖値が110mg/dl以上の場合は食後高血糖が疑われますが
実際には、空腹時血糖値が110mg/dl未満でも食後高血糖であることが
少なくありません

空腹時血糖値が高めの人はもちろん、日頃から過食・運動不足の人
家族が糖尿病の人なども、予備軍の可能性が高くなります

これらの人が、この約2ヶ月間の平均血糖値を反映する「HbA1c」や
食後の尿糖を調べましょう

値が高ければ「ブドウ糖負荷試験」を受け、食後高血糖かどうかの
診断を受けて下さい

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