塩分控えめで高血圧を防ぐ
血圧の基準値は
最高血圧(収縮期)140未満
最低血圧(拡張期)90未満
血圧は加齢とともに高くなります
これは歳をとると動脈の弾力性が失われるためで、ある程度は生理的な
現象ともいえます
しかし、高血圧があると動脈硬化を促進させて、心臓病や脳卒中の
引き金になりかねません
高血圧予防の食事というと減塩メニューがあげられますが
食塩が血圧を上げるからくりは
1、血液の量が増える
血液中の食塩量が増えると、血液の浸透圧が上昇し、血管壁の組織に
含まれる水分が、血液の中に出てきて血液の量が増えます
つまり、塩分の濃い血液を正常にうすめるため、体が血管壁から水分を
血液中に送り込んでいるのです
2、血管壁がむくんで血流が悪くなる
常に食塩を取りすぎている場合、血管の中をナトリウム濃度の高い
血液が組織細胞のナトリウム濃度も高くしていきます。これを正常に
もどそうとして、周辺の組織から血管組織へ水分の移行が起こり
血管壁は水分過剰になり、むくんでしまうのです
その為、血管の内腔がせまくなり、血液が流れにくくなります
3、心臓は血圧をあげて血流をよくする
血液の増量や血流に障害が生じると、血液のポンプである心臓は
血圧をあげて体内の血液を順調に流します
適正な1日の塩分量
私達の生活に必要な塩分量は1日に2〜3gが適量とされています
しかし、国民栄養調査によると50歳代の男性は16、5g 女性は14、0gと
上回っています
塩分を控える工夫はちょっとした我慢で行なえます
たとえば、食卓には食塩や醤油は置かない事です
また、塩分を控えても美味しく食べられる工夫は
ダシなどをたっぷりとって、うまみで美味しく食べる方法と
酢・香辛料・ハーブなどの香りつけで料理を美味しく食べる方法です
そして、減塩だけを考えるにではなく、血圧を下げる野菜・果物・いも類
などのカリウムを多く含んだ食品や食物繊維を材料に使った料理を
組み合わせてみてはいかがでしょうか